3月は１年で最も引越しが集中する時期です。
特に春休みの期間中は普段の何倍もの引越し件数があって、短期バイトやレンタカーを導入して各社ともに対応しますが、普段なら１日２件の引越しを行うところを３件分行わないとこなしきれないほどの状態になります。
そんな状況ですから、見積もりは完全に売り手市場で進みます。
まずは、引越しを専門にするある程度規模の大きな業者は、この時期の引越しの見積もりは２月に入らないと行わないところがほとんどです。
１月中に引越し業者を決めてしまって・・・と考えていても、なかなかユーザーの思い通りに行かないでしょう。
引越し業者からしたら、必ず３月の春休み期間中は予約で一杯になることが分かっているので、慌てて見積もりをする必要がないんです。
相場は、普段の１．５倍から３倍ほどに跳ね上がります。
転勤などの会社負担で引越しをする方が多いのも、相場が相当あがる理由の一つだと思います。会社負担ということで、ある程度引越し業者に言い値で値切られずに契約が決まりやすいからです。
どれくらい料金を上げるかは引越し業者それぞれの考え方によっても違いますし、同じシーズン中でも平日と週末でも違います。
この時期に引越しせざるを得ない方は仕方がないですが、日程をずらせるなら２月か３月の早い時期に変更されるか、４月１０日以降にずらされるのが懸命です。
例えば、現住所で３月のある時期まで生活をされないといけない場合でも、最低限の小物や衣類などのみを残して、それ以外は２月中に引越しをする方法があります。
そして、3月のシーズン中には残りの荷物を宅急便で送ったり、ご自身で運んだりするのです。大きな家具などが残っている場合でも、１点のみなら安くで対応してくれる引越し業者が見つかる可能性もあるので、全てをシーズン中に運ぶよりも相当安くあがるはずです。
ぜひ参考にしてください。
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